日本
2013
インドネシアも急速な発展を続け、GDP成長率は年6%以上。アジアの企業が熾烈な戦いを繰り広げている。島耕作が戦う舞台でもあるインドネシアを作者の弘兼憲史が取材に訪れた。弘兼憲史は取材の時、観光客が訪れないような地元の市場にやってくる。「島耕作のアジア立志伝」では毎回、現 実世界の大物達も登場し、真のアジア経済を描いている。 ドバイでは「國際CEO會議」が開催された。ドバイの海を摩天樓に変えた開発王は「不況の中であろうとも前に進む覚悟が必要。勇気と自信を持ち続けられる人物こそ、リーダーにふさわしい」と話す。0からバイオビジネスを築きあげ、バイオの女王と呼ばれる経営者は「世界の変化を冷靜に見極める能力は不可欠。時代に応じて改革できるかどうかが鍵」と話した。 島耕作は、20年以上アジアを中心に戦い続けてきたが、苦難の連続だった。2002年には、上海支社の會長に就任した島耕作。好景気に沸く中國の巨大市場が急激に膨張し始めた頃だった。しかし、中國で待ち受けていたのは厳しい現実で、シェアは中國や韓國に奪われ日本は慘敗していた。 プロローグ 「日本企業 逆襲への鍵」 第1話「“風険投資”で中國に挑む~タニン・チャラワノン~」 第2話「“下請け”が世界を変えた~モリス・チャン~」 第3話「規制緩和の革命児~トニー・フェルナンデス~」 第4話「人事改革で世界競爭を勝ち抜け~張瑞敏~」 第5話「運命に和せよ 大國のはざまで~ジャンバルジャムツ・オドジャルガル~」 第6話「ドバイよ ナンバーワンたれ!~スルタン・ビン・スレイヤム~」
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